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公開シンポジウム

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子どもの多様性を包摂する保育・教育をめざして

日時:11月25日(土)13:30-16:30
会場:L205講義室

【趣旨】  急速なグローバル化や技術革新は、我々の社会や生活に多様性をもたらし、子どもの育ちや学びのあり 方を再考することが求められている。こうした変化の中で、保育・教育も新たな事態に直面していること は明らかである。多様化する社会の中で、多様な背景や文脈をもつ子どもやその育ちと学びを包摂する保 育・教育をめざすことが、OECD Education2030や学習指導要領、生徒指導提要でも提起されている。  そこで本シンポジウムでは、学校現場や保育現場を変化する社会として位置付け、多様な背景をもつ子 ども一人一人の育ちと学びを包摂する保育・教育の実現をめざすものである。  こうした経緯により、保育を中心に子どもの多様性を包摂する教育・研究に取り組まれている研究者、 教科教育(国語教育)を中心に子どもの多様性を包摂する教育・研究に取り組まれている研究者、生徒指 導・教育相談を中心に子どもの多様性を包摂する教育・研究に取り組まれている研究者に話題提供を依頼 した。話題提供者には、各々の専門領域を視座にして、子ども一人一人の多様性に関する自身の考えを具 体的な事例に即して提案していただく。  なお、指定討論者には、子どもの多様性やその育ちと学びを包摂する保育・教育を推進していくための 教師の専門性開発(力量形成)を視点に整理いただく予定である。  本シンポジウムを通じて、今を生きる子どもの多様性を包摂する保育・教育のあり方について議論を深 めたい。
【司会者】
  米沢 崇(広島大学)
  渡邉 巧(広島大学)
【話題提供者】
  岡花 祈一郎(琉球大学)
    多様であることが承認される保育の成立条件
  原田 大介(関西学院大学)
    国語科教育のインクルーシブ化を考える
  山崎 茜(広島大学)
    子どもの多様性を包摂し発達を支える包括的生徒指導・教育相談
【指定討論者】
  デラコルダ 川島・ティンカ(広島大学)
  朝倉 淳(広島大学(名誉教授)